認知症と思われる人が困っていたらどのように接すればよいですか?
大阪市認知症サポーター養成講座テキスト「認知症を学びみんなで考えましょう」(大阪市、令和7年1月発行)から具体的な対応のポイントを紹介します。
•まずは見守る
じろじろ見たり、あからさまな特別扱いは相手を怖がらせたり、疎外感につながります。
そっと見守ることから始めましょう。
•余裕をもって対応する
関わり始めるときは、まずは自分が落ち着きましょう。焦りは禁物です。
相手は急かされるとかえって動揺してしまいます。
•声をかけるときは一人で
複数で取り囲むと恐怖心をあおりやすいので、できるだけ1人で声をかけましょう。
•後ろから声をかけない
本人の視野に入ったところから「どうされましたか?」など、様子をうかがいながら声をかけましょう。
•本人と目線を合わせて
話し始める時は、本人と目線を合わせ、注意を向けてもらってから話し始めましょう。
•おだやかにはっきりと
早口、大声、甲高い声は聞き取りにくくなってしまいます。できるだけひとつずつ、ゆっくり、はっきりと話しましょう。
•本人の言葉に耳を傾けて
症状によって現実に沿わない言葉やうまく言葉にならないこともありますが、まずよく聴き、否定や先回り、修正などをせず、相手の言葉や意図を確認していきましょう。