医療・介護のこと(認知症ケアパス)

早い時期に受診することのメリットはなんでしょうか?

  • 治る病気によって認知症のような症状が出ている場合、回復の見込みが増えます。
  • アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の場合は、薬で進行を遅らせることができ、早く使い始めると健康な時間を長くすることができます。
  • 血管性認知症の場合は、高血圧のコントロールなど他の病気の治療を行うことによって進行を防ぐことができます。
  • 早い内に正しい見立てで診断を受けると支援や治療方針を早くから立てることができます。
  • 症状が進行した時のことを見すえ、後見人を決めておく任意後見人制度などの準備をしておけば、認知症になっても自分らしい生き方を全うすることができます。大阪市では大阪市成年後見支援センターで成年後見制度に係る相談を受け付けています。
  • 病気が理解できる時点で受診すれば、生活上の障がいを軽減する工夫を自分自身ですることができます。例えば…
  1. 出かけるときに持って行くものはいつも同じ鞄に入れておく
  2. ガス機器ではなく電磁調理器や電気ポットを使う
  3. 同時にふたつ以上のことをせず、ひとつのことだけする
  4. 家族で共有できるカレンダーなどに予定を書き込む習慣をつける
  5. 薬は医師と相談して一包化するなどで飲み忘れを防ぐ

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